開発者エピソード
素材菓子
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写真: 盛り付けられた たべて実とドライな果実たち

人気商品の裏側

「鳥の餌」が大ヒット

大森 一番売れているのが「たべて実」という商品で、これが販売された当初は「鳥の餌みたい」と言われていたんですよ。

一同 ははは。(笑)

大森 展示会に出品させていただいた時も「食べづらい」「鳥の餌みたい」と言われてきたのですが、これが販売してみると意外とお客様に受け入れていただけて、現在もよく売れています。

記1 そうなんですね。
どういった点がポイントだったのでしょうか?

大森 「たべて実」はドラックストアでよく売れています。
ご年配の方がナッツ系の商品をお召し上がりになる時に、「硬い」「大きくて食べづらい」と感じる方が多かったようです。
「たべて実」はアーモンドやクルミがクラッシュされていて小さいので、食べやすいと受け入れていただけました。

記1 少しづつ口に入れられるし。

大森 そうですね。
今では「素材菓子」の中で一番の人気商品になっています。
この「たべて実」で始めてパッケージのデザインを可愛くデザインしてみたんですが、それも良かったようです。

写真
たべて実
かぼちゃの種、アーモンド、小魚、ひまわりの種、大豆&黒大豆、くるみが食べやすいサイズにクラッシュされたたべて実。ほどよい塩気が美味しい。

記2 女性が古臭さを感じるパッケージのお菓子を鞄に入れるのは抵抗がありそうですけれど、可愛いパッケージだと「これなら持っていたい」と思いますよね。

大森 そうですよね。
それが女性にうまく浸透したので、「ドライな果実たち」も同じように可愛いテイストのパッケージに仕上げました。

記2 パッケージが似ていてナッツとフルーツの姉妹商品のようですね。

写真
ドライな果実たち
レーズン、グリーンレーズン、パイン、クランベリー、パパイア、マンゴーの6種類のフルーツを使用したドライフルーツ。濃厚な味で、ヨーグルトと混ぜても美味しい。

大森 この「ドライな果実たち」にもこだわりがあります。
開発した当時、ミックスのドライフルーツは、海外で製造して海外でミックスされたものをそのまま輸入し、それをパックし直して販売していたものが多かったのですが、これは、フルーツ単品を国内でミックスしているので、フルーツのバランスを決められます。

記1 なるほど。

大森 これに入っている6種類のフルーツも、配分を決めて国内で混ぜているので、海外でミックスされたものよりもきれいなんです。
そのちょっとした違いが大きなこだわりです。

記1 味の比率が変わってきたりしそうですね。

大森 そうですね。
国内で混ぜる工程を行うと、粒の大きさや味をしっかりと調整できるんです。
それに、ドライフルーツを長時間混ぜた状態にしていると、フルーツ同士が色移りして見た目が汚くなってしまうことがあります。
「ドライな果実たち」はパックする時に混ぜるので、色移りがしにくく召し上がる際に袋から出したときも、綺麗な状態です。
とても細かい部分ですが、こだわりを持って作っています。
そのお陰か、この商品を好まれるお客様もたくさんいらっしゃいますね。

記1 ヘルシーなイメージもありますよね。

記2 普段の食事で取らなければいけないんだけれどもなかなか取ることができないものを、こういう商品で補充できるというのはとても嬉しいですよね。

記1 そうですよね。
なかなか食べる機会がないなぁというものを全て入れてくれているような商品ですよね。

大森 それこそシリアルに「たべて実」と「ドライな果実たち」をそのまま入れてお召し上がりになる方もいらっしゃいます。
こちらからそういう提案をしているわけではないのですが、お客様が工夫されていることが多いですね。

記2 デザートにふりかかっていてもおしゃれで良いですね。

大森 そうですね。
お客様のお好きなようにお使いいただければ、それだけで嬉しいです。