開発者エピソード
麒麟の翼
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(株)山本海苔店との開発

本当に美味しい海苔巻きを

山本海苔店さんとの開発はどのように進んでいったのでしょうか?

まず、美味しい海苔巻きが昔に比べたら減ったよね、という実感があったんです。
また山本海苔店さんはあくまで焼き海苔を美味しく召し上がっていただけるものを、という想いがありました。

値段ではなく、まずはしっかりとしたおせんべいに口溶けのいい美味しい海苔を贅沢に巻く。
これがなかなか難しいんですよ。
おせんべいに海苔を巻いたとき、海苔が破けてしまったりするので。
なんとか完成したのが、「海苔巻きせんべい」です。

当初はこれともう一種類、丸型の海苔巻きと二種類で販売していたんです。

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海苔巻きせんべい
佐賀県産の海苔を贅沢に巻いた海苔巻きせんべい。百貨店で扱う品質の海苔を使用し、口の中で広がる海苔の口どけと風味が絶妙な逸品。

丸型の海苔巻き?

はい。
「海苔巻きせんべい」は佐賀県産の海苔を使って、もうひとつが千葉県産の海苔を使っていました。
今は山本海苔店さんも佐賀県産の海苔を主体に使っていらっしゃるので、千葉県産の海苔を使用した商品はなくなっています。

抹茶せんべいもなかなか贅沢ですね。

これもね。
実はね、抹茶も山本海苔店さんの本店で販売されている抹茶なんですよ。

「祝の翠(いわいのみどり)」っていう。

「祝の翠」。素敵な名前ですね。

そうですよね。高質の抹茶なんですけど、それをふんだんに使ってるんですよね。
贅沢なおせんべいなんです。
こちらのおせんべいは女性が一口で食べられるようにサイズを小さく作っています。

海苔巻きせんべいは、原料にこだわった逸品なんです。
せんべいは、関東産こしひかり種の玄米を適時精米し、生地を作り、紀州備長炭を使ってじっくり焼き上げています。
そこにブレンドした醤油だれをつけて、高品質の海苔を贅沢に巻いた自信作です。

写真
海苔巻きと抹茶せんべい
海苔巻きは、高品質の海苔で紀州備長炭を使って焼き上げたこだわりの煎餅を巻いた自信作。
抹茶「祝の翠」を贅沢に使った抹茶せんべいは、女性も食べやすい一口サイズ。

山本海苔店さんとの商品開発で、印象に残っているエピソードはありますか?

山本海苔店さんの「海苔巻きせんべい」ですね。
海苔をおせんべいに巻くので、どうしても海苔が割れちゃうんです。
海苔がバリっと割れてしまうと商品としてはNGなので、どの海苔を選ぶか、割れないようにどう工夫するのか考案するのが大変でしたね。
百貨店で扱うグレードの海苔を使っているので、たくさん不良品を出すわけにもいかない。
値段とのバランスも大切です。

さりげなく巻かれている海苔にそんな苦労が…。

そうなんですよ。
一回海苔を柔らかくするのがコツなんですが、最初のうちは海苔が割れてロスが出てしまうのでメーカーさんと頭を悩ませました。

結果、いい商品ができたので良かったですね。